先日、エクストリムで利用している決済サービスから一本の電話がありました。
内容は、
「Welcartのバージョンは最新版になっていますか?」
という確認です。
実はその数日前にもメールが届いていました。
内容を簡単にまとめると、
最近、旧バージョンのWelcartを利用しているECサイトを狙った不正利用やクレジットカード被害が増えている。
そのため、最新版へアップデートして安全な状態を維持してほしい。
という案内でした。
正直なところ、
「メールだけじゃなくて電話でも確認するんだ」
と少し驚きました。
ただ同時に、
決済会社側もかなり神経を使っているのだなと感じました。
電話する理由として、万が一バージョンアップが滞っていることによる不正利用についてはカードの損失補填やサービスの利用停止についても可能性があるとのこと。
電話を掛けるのもかなりの件数があると思うので、問題が結構発生しているのではないかという印象を受けました。
モールではあまり意識しない仕事
楽天やAmazon、Yahooショッピングなどのモールに出店していると、こういったことを意識する機会はあまりありません。
もちろんモール側では様々なセキュリティ対策やシステム更新が行われています。
ただ、それを出店者が直接管理することはほとんどありません。
出店者は商品登録や受注対応に集中できます。
これはモールの大きなメリットだと思います。
自社ECは自分で管理する必要がある
一方で、自社ECは少し事情が違います。
エクストリムではWordPressとWelcartを利用しています。
そのため、
- WordPress本体
- Welcart
- 各種プラグイン
- テーマ
- PHP
など、様々な部分を管理しなければなりません。
今回のようなセキュリティ更新もその一つです。
普段はあまり意識しませんが、
「サイトを維持する仕事」
も運営の一部なんだなと改めて感じました。
それでも自社ECを続ける理由
では、
「やっぱりモールの方が楽じゃないか」
と言われると、それも一理あります。
実際に管理の手間だけを考えれば、モールの方が楽な部分は多いと思います。
ただ、自社ECには別のメリットがあります。
その一つがコストです。
エクストリムでは決済サービスとして「WelcartPay」を利用しています。

月額利用料は発生しますが、私の環境では月額3,000円程度です。
もちろん、決済手数料が別途掛かります。
これに追加してサーバー代・ドメイン代が経費として掛けています。
それでも、モールの各種利用料やポイント負担などと比較すると、負担はかなり軽く感じています。

楽天の料金シミュレーターで、パソコン販売・月商500万円を想定して試算すると、一番手数料の安いプランでも月額約48万円という結果になりました。

月商500万に対して手数料が48万相当ということは、売り上げに対して約9.6%ということになります。
モールは購買意欲の高いユーザーの集客を担ってくれる半面、それだけの手数料が必要になります。
型番商品を取り扱う店舗の場合、売上が伸びても利益が思ったほど残らない…という状況に陥りやすいのではないかと感じます。
特に小規模な一人ECを運営されているようなところほど、疲弊しやすいのではないでしょうか。
WelcartPayは運営面でも便利
個人的に便利だと感じているのは、決済関連の操作がWelcartの管理画面内で完結することです。
例えば、
- カード決済金額の変更
- 再オーソリ
- 決済取消
などを管理画面から操作できます。
受注後に金額修正が発生するケースもあるため、この辺りは日々の運営で意外と助かっています。
普段は当たり前に使っていますが、改めて考えると運営効率にかなり貢献している機能かもしれません。
自社ECは自由と責任のセット
今回の電話を受けて改めて感じたのは、
自社ECは自由と責任がセット
だということです。
モールのように管理を任せる代わりにコストを払う方法もあります。
一方で、自社ECは自分で管理する代わりにコストを抑えることができます。
どちらが正解という話ではありません。
ただ、
「自社ECを始めたい」
と考えている方は、
商品登録や集客だけではなく、
セキュリティ更新やシステム管理も運営の一部になる
ということは知っておいた方が良いかもしれません。
意外と安心した電話だった
最初は、
「バージョン確認の電話?」
と思いました。
ただ実際には、
決済会社側も加盟店の状況を気にしていることが分かりました。
もちろん手間はあります。
ただ、自社ECを続ける以上は避けて通れない部分でもあります。
今回の電話は、少し面倒だなと思う反面、
「ちゃんと見てくれているんだな」
と感じた出来事でもありました。


コメント