先日、Welcartから「重要・要対応」という少し気になるメールが届きました。
内容は、Welcart e-Commerce 2.12のメジャーアップデートについてです。
2026年8月18日にリリース予定で、今回のアップデートにはセキュリティ強化に伴う内部仕様の変更が含まれているとのこと。
通常のアップデートとは少し違い、サイトによってはリリース前の確認や対応が必要になるという案内でした。
エクストリムもWelcartを使って運営しているので、これは一度ちゃんと確認しておいた方がよさそうです。
今回のWelcart 2.12は少し注意が必要
Welcartから届いた案内を見ると、今回のアップデートで特に注意したいのは大きく3点でした。
- メジャーアップデートのため、自動更新ではなく管理画面から更新する必要がある
- Welcart本体と対象の拡張プラグインは同時に更新する
- 特定のカスタマイズを行っている場合、アップデート前に修正が必要になる
という内容です。
特にエクストリムで気になったのは、3つ目の「カスタマイズ」の部分でした。
Welcartでは今回、内部的に利用していた「uscesid」という仕組みが廃止されるとのことです。
この仕組みを利用したカスタマイズが入っているサイトでは、アップデート後に該当機能が動かなくなったり、エラーが発生したりする可能性があると案内されていました。
例えば、
- マイページからの領収書や請求書などのPDF出力
- カートや購入手続き中に情報を読み込む処理
- ログインや会員情報編集画面の独自テンプレート
- 決済直前に外部サービスへ問い合わせる処理
などです。
こう書かれていると、
「エクストリムは大丈夫なのか?」
となります。
自分ではどこまで影響するのか分からない
エクストリムは長年運営していることもあり、サイト内にはいろいろなカスタマイズが入っています。
最近だけでも、
レビュー表示。
お問い合わせフォーム。
領収書のチェック欄。
サイト内検索。
など、細かい改善を何度も行っています。
もちろん、今回のWelcartの変更に関係するカスタマイズなのかどうかは別の話です。
ただ、私自身が、
「この処理はWelcartのどの仕組みを使って動いている」
というところまですべて把握しているわけではありません。
下手に、
「たぶん大丈夫だろう」
でアップデートして、注文や決済に関わる部分で不具合が出る方が怖いです。
そこで、いつもサイトの改修をお願いしている小林さんへ確認をお願いすることにしました。
Welcart公式の案内も一緒に小林さんへ送った
小林さんには、Welcartから届いた案内と、公式に公開されている資料をそのまま共有しました。
私から送った内容は、
既にご存じのことかと存じますが、Welcartのメジャーアップデートが入ると連絡が来ています。
こちらの内容は特にエクストリムではカスタムしていない内容だったでしょうか?
というものです。
あわせて、Welcart公式の以下の2ページも送りました。
Welcart公式情報
【重要・要対応】Welcart e-Commerce 2.12 リリース予告と、事前のご確認のお願い

Welcart 2.12 カスタマイズ移行ガイド(開発者向け)

Welcart側からも、制作会社や開発担当者へカスタマイズを依頼している場合には、今回の案内や技術資料を制作元へ共有するよう案内されています。
今回はまさに、その通りに確認した形です。
エクストリムへの直接的な影響はなさそう
しばらくして、小林さんから回答をいただきました。
エクストリムサイトのカスタマイズ内容が、Welcart 2.12のセキュリティ強化に関わるアップデートに直接影響する部分はありません。
バージョンアップしても問題ないと思います。
とのことでした。
ひとまず安心です。
今回のアップデートによって、これまでエクストリムで行ってきたカスタマイズが直接影響を受ける可能性は低いことが確認できました。
もちろん実際のアップデート時には、Welcart本体だけでなく対象となる拡張プラグインも含めて、公式の手順を確認しながら進める必要があります。
「更新する」前に「更新して大丈夫か」を確認する
今回改めて感じたのは、自社ECでは単純に、
「新しいバージョンが出たから更新ボタンを押す」
だけでは済まないことがあるということです。
プラグインやシステムをカスタマイズしていなければ、それほど気にする必要はないケースもあります。
ただ、長く運営している自社ECほど、
「以前誰かに追加してもらった機能」
「昔作ってもらったカスタマイズ」
が残っていることがあります。
その状態で大きな仕様変更が入ると、思わぬところに影響が出る可能性があります。
しかも、何かが壊れてから気付くのでは遅いこともあります。
特にネットショップでは、
カート。
注文。
決済。
会員情報。
など、売上に直結する部分もシステム上で動いています。
だからこそ、分からない時は分かる人に聞く。
当たり前のことですが、今回のようなメジャーアップデートでは特に大切だと思いました。
自社ECはシステム管理も仕事の一つ
以前にも、決済会社からWelcartのバージョン確認の電話があり、
「こういうことまで自社ECでは自分たちで管理する必要があるんだな」
と感じたことがありました。
モールで販売している時には、こうした基盤部分のアップデートを販売店側が意識する機会はそれほど多くありません。
一方、自社ECでは自由に改善できる代わりに、システムを安全な状態に保つことも運営側の仕事になります。
今回も、Welcartから届いたメールを、
「よく分からないから、そのままアップデートの日を待とう」
で終わらせず、小林さんに確認しておいてよかったと思います。
相談できる相手がいることも運営体制の一つ
エクストリムでは、商品登録や受注業務などは自分たちで行っています。
ただ、システムの内部まで全部自分たちで対応できるわけではありません。
今回のような技術的な案内が来た時に、
「これはエクストリムに影響しますか?」
と聞ける相手がいるだけでも安心感はかなり違います。
自社ECは自由度が高いです。
その一方で、何か問題が起きれば自分たちで対応する必要があります。
だから、全部自分でできるようになることよりも、分からない時に相談できる相手を持っておくことも、長く自社ECを運営していくためには大切なのだと思います。
今回は影響がないことを確認できたので、あとは公式の手順を確認しながらWelcart 2.12へのアップデートを進めたいと思います。

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