エクストリムでは、法人のお客様からご注文をいただくことが多いです。
これは、あることをきっかけに意識的にそのようにしてきた部分もあります。
これについては長くなるので、また別の記事で書きたいと思います。
さて、話を戻します。
個人のお客様以外でいうと、例えば、工務店様、施工店様、管理会社様、法人のご担当者様などからご注文をいただくことがあります。
その時によく関係してくるのが「領収書」です。
法人で購入される場合、社内処理や経費精算の関係で、領収書が必要になることがあります。
もちろん、個人のお客様でも領収書が必要な場合はあります。
ただ、法人のお客様の場合は、領収書の有無が購入前の安心感にも関係するのではないかと思っています。
以前は備考欄に書いてもらっていた
以前のエクストリムでは、領収書が必要な場合、注文時の備考欄にその旨を記載していただく形にしていました。
例えば、
「領収書希望」
「宛名は〇〇株式会社でお願いします」
「但し書きは商品代としてお願いします」
といった内容を、お客様に備考欄へ入力していただく形です。
これはこれで、対応できないわけではありません。
実際に、備考欄に領収書希望と書いていただければ、こちらで確認して発行することはできます。
ただ、運営している側としては、少し気になる部分もありました。
備考欄任せだと確認が必要になる
備考欄に書いてもらう方式だと、お客様が分かりやすく入力してくだされば問題ありません。
ただ、毎回そうなるとは限りません。
領収書が必要なのか。
宛名は注文者名でいいのか。
会社名で発行する必要があるのか。
但し書きはどうするのか。
そういった部分が分かりにくいことがあります。
また、法人名で注文が入っている場合に、領収書希望の記載がないこともあります。
以前はそういう時に、
「法人様のご注文だから、念のため領収書が必要か確認した方がいいかな」
と思うことがありました。
もちろん、確認すれば丁寧ではあります。
ただ、そのたびにメールを送ったり、返信を待ったりする必要があります。
お客様側からしても、必要ない場合は確認のメールが増えるだけになってしまいます。
こちら側としても、注文処理の中で確認する項目が増えてしまいます。
小さなことですが、注文が重なるとこういう確認業務は意外と負担になります。
領収書希望をチェックボックスで選べるようにした
そこで、注文時に領収書の希望を選べるようにしました。
小林さんに改修してもらい、注文画面で領収書が必要かどうかをチェックボックスで選べる形にしました。

領収書が必要なお客様は、注文時にチェックを入れる。
必要ないお客様は、そのまま注文する。
この形にすることで、領収書が必要かどうかを注文時点で確認できるようになりました。
備考欄に自由に書いてもらうだけではなく、あらかじめ選択肢として用意しておく。
それだけでも、運営側としてはかなり分かりやすくなります。
発行対象外の決済ではチェックできないようにした
今回の改修で特に良かったのは、領収書の発行対象外となる決済方法を選択している場合、領収書希望にチェックを入れられないようにしてもらったことです。
例えば、代引きやPaidyなどは、当店で領収書を発行できない決済方法になります。
以前は、そういった決済方法を選ばれているお客様から領収書を希望される可能性がありました。
その場合、
「この決済方法では当店から領収書を発行できません」
とご案内したり、場合によっては決済方法の変更をお願いしたりする必要があります。
これは、お客様にとっても手間ですし、こちら側にとっても確認業務が増えてしまいます。
そこで、領収書を発行できない決済方法を選択している場合は、そもそも領収書希望にチェックを入れられないようにしました。
これは地味ですが、かなり大きい改善です。
領収書を発行できない決済を選択されている方が、領収書を希望されるケースを減らせます。
その結果、確認の連絡が減り、決済方法を変更していただく必要も少なくなりました。
見た目には小さな改修ですが、実際の注文処理ではかなり助かっています。
確認連絡を減らせるようになった
チェックボックス化して良かったのは、こちらからの確認連絡を減らせるようになったことです。
領収書にチェックが入っていれば、発行が必要だと分かります。
チェックが入っていなければ、基本的には領収書不要として処理できます。
法人名でご注文いただいていても、領収書希望にチェックが入っていなければ、あえて確認しなくてもよくなりました。
これはかなり大きいです。
以前は、
「確認した方がいいかな」
「でも、確認するとお客様の手間になるかな」
「発行が必要だったら後から連絡が来るかな」
と少し迷うことがありました。
チェックボックスがあることで、その迷いが減りました。
注文時にお客様自身が選べるようになっているので、こちらもその内容に沿って対応しやすくなります。
お客様にとっても分かりやすい
この改修は、運営側の確認業務を減らすためだけではありません。
お客様にとっても、領収書が発行できることが分かりやすくなると思っています。
ネットショップで法人として購入する時、
「領収書は発行してもらえるのかな」
「あとからお願いすれば対応してもらえるのかな」
「経費処理に使える書類は出るのかな」
と不安になることがあります。
特に初めて利用するショップの場合、細かい部分が分からないと購入前に少し不安になると思います。
注文画面に領収書の項目があれば、
「このお店は領収書発行に対応しているんだな」
と分かります。
それだけで、購入時の安心感につながる可能性があります。
エクストリムでは、高額商品や法人利用の商品もあります。
そのため、領収書の発行が分かりやすいことは、購入の後押しにもなるのではないかと考えました。
小さな改修でも法人向けには大事
今回の改修は、見た目としては大きな変更ではありません。
注文画面に領収書希望のチェック項目を追加しただけです。
ただ、実際の運営ではこういう小さな改善がかなり効いてきます。
お客様が迷わない。
必要な情報を注文時に入力できる。
こちらからの確認連絡が減る。
注文処理がスムーズになる。
法人のお客様にも安心して購入してもらいやすくなる。
こういった効果があります。
小規模ECでは、ひとつひとつの確認業務も運営者の負担になります。
電話やメールの対応、メーカーへの確認、発送手配、商品ページの更新など、やることはたくさんあります。
だからこそ、システム側で拾える情報は、できるだけ注文時に拾えるようにしておくことが大切だと思います。
お客様の便利さと運営側の効率化は両立できる
今回の領収書チェックボックス化は、お客様のための改善でもあり、運営側のための改善でもあります。
お客様にとっては、領収書が必要な時に注文時点で分かりやすく希望を出せる。
運営側にとっては、領収書が必要かどうかをあとから確認する手間が減る。
どちらか一方だけが楽になるのではなく、両方にとって分かりやすくなる改善です。
こういう改修は、小規模ECではかなり大事だと思っています。
大きな機能追加ではなくても、注文前後の不安や確認業務を少しずつ減らしていく。
その積み重ねが、使いやすいネットショップにつながるのだと思います。
法人のお客様に向けた分かりやすさという意味では、領収書だけでなく、インボイス番号の表示も大切だと感じています。
実際に先日、法人のお客様からインボイス番号について電話で確認をいただくことがありました。
このあたりも、法人のお客様に安心して購入していただくための改善として、別の記事で書いてみたいと思います。


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