正式名称は「LIXIL」でも、お客様は「リクシル」で検索していた。表記を見直しました

小規模EC運営

以前からSearch Meterでサイト内検索のキーワードを確認していますが、その中で少し気になる検索語がありました。

それが、

リクシル

です。

エクストリムでは、メーカー名の表記を基本的に正式名称である「LIXIL」に統一していました。

商品名でもページ内の説明でも、できるだけ「LIXIL」と表記しています。

もちろん、正式名称としてはそれで間違っていません。

ただ、お客様が実際に検索する時まで、必ず正式名称を入力するとは限りません。

特にスマートフォンでは、わざわざ英字入力へ切り替えず、カタカナで検索する方も一定数いるかもしれません。

今回、Search Meterで「リクシル」という検索語を見て、そのことに気付きました。

サイト内に「リクシル」という文字がなかった

エクストリムの商品ページでは、メーカー名を「LIXIL」に統一していたため、「リクシル」というカタカナ表記をほとんど使っていませんでした。

その状態でサイト内検索から、

リクシル

と入力されても、ページ内に同じ文字がなければ、検索結果としてうまく拾えない可能性があります。

実際に「リクシル」でサイト内検索を実施しても、ヒットは0件でした。

お客様としてはLIXILの商品を探している。

でも、サイト側は「LIXIL」という表記しか持っていない。

意味は同じでも、検索する文字が違えば結果につながらないことがあります。

Search Meterを見るまでは、こうしたズレをあまり意識していませんでした。

正しい表記と、実際に使われる言葉は違う

運営側からすると、

「メーカー名はLIXILだから、LIXILと書く」

というのは自然な判断だと思います。

ただ、お客様が入力する言葉は別です。

LIXIL。

リクシル。

人によっては、メーカー名を英字で覚えている場合もあれば、カタカナで覚えている場合もあります。

ネットショップを運営していると、ついサイト側のルールに合わせて表記を統一したくなります。

でも、検索という意味では、ユーザーが実際に使う言葉もページ内にあった方が親切です。

そこで今回、メーカー名の表記を、

LIXIL(リクシル)

という形に変更することにしました。

正式名称を残しながら、カタカナで検索する方にも分かりやすくする形です。

英語のメーカー名にカタカナを併記した。

サイト内検索だけの話ではないかもしれない

今回のきっかけはSearch Meterでした。

ただ、ページ内に「リクシル」という表記がなかったということは、サイト内検索だけの問題ではなかった可能性もあります。

Googleで商品を探す時に、

リクシル 宅配ボックス
リクシル 機能門柱
リクシル 表札

のようにカタカナで検索する方もいると思います。

その時、ページ内に「LIXIL」しかなければ、カタカナの「リクシル」で検索するユーザーとの関連性を十分に持てていなかった可能性があります。

もちろん、

「リクシルと書けばGoogle検索の順位が上がる」

という単純な話ではありません。

ただ、実際にユーザーが使っている言葉をページ内に含めることは、検索する人とページの内容を結び付ける一つの材料にはなると思っています。

Search Meterは「何を探しているか」だけではなかった

以前、Search Meterについて記事を書いた時は、

「サイト内でどんな商品が検索されているのか」

を見るために使っていました。

Search Meterで検索キーワードを確認したら、商品追加の優先順位が見えてきた
前回の記事で、エクストリムのサイト内検索を見直した話を書きました。検索窓を最初から表示する。商品だけでなく、ブログ記事も検索対象にする。商品とブログを切り替えて検索できるようにする。そういった改修を行ったことで、サイト内検索の利用回数は以前…

検索されている商品名。

型番。

カテゴリー。

そういったものを見れば、商品追加やページ改善のヒントになります。

今回気付いたのは、それだけではありません。

Search Meterでは、

何を探しているのかだけでなく、どんな言葉で探しているのかも分かる。

「LIXIL」ではなく「リクシル」と検索されていたこと自体が、その一例でした。

運営側では当たり前だと思っている表記と、お客様が使う表記が違う。

この違いを知ることも、サイト内検索のログを見る意味の一つだと思います。

商品名を考える時にも使えそう

今回の件を考えると、メーカー名以外にも似たことはありそうです。

例えば、

正式な商品名。

業界内で使われる呼び方。

一般のお客様が使う言葉。

これらが必ずしも一致するとは限りません。

たまに見かけるのは「グレーチング」を「グレイチング」と検索されているケースです。
普段使い慣れていないような名称であれば、言葉の揺らぎも生まれます。

運営側では専門用語で呼んでいても、お客様はもっと一般的な言葉で検索しているかもしれません。

逆に、こちらが一般的だと思っていた呼び方より、型番で探す人が多いこともあります。

そう考えると、サイト内検索のキーワードは単なる検索履歴ではなく、

お客様が商品をどう認識しているのか

を見る材料にもなります。

表記を統一しすぎることにも注意したい

サイトを作っていると、表記をそろえたくなります。

LIXILならLIXIL。

英数字は半角。

商品名はメーカー表記に合わせる。

こうしたルールはサイトを整える上で必要です。

ただ、検索する人までそのルールに合わせてくれるわけではありません。

今回のように、

LIXIL(リクシル)

と併記すれば、正式名称を崩さずに、ユーザーが使う言葉もページ内に入れられます。

表記を統一することと、検索される言葉を拾うこと。

どちらか一方ではなく、両方を考える必要があるのだと思いました。

お客様の検索語からページを直す

今回行った変更は、メーカー名の後ろにカタカナ表記を加えただけです。

大きな改修ではありません。……と言いたいところですが、対象は約180商品ありました。

ただ、そのきっかけになったのは、実際にお客様がサイト内で入力した「リクシル」という一つの検索語でした。

運営側では、

「LIXILと書いてあるから問題ない」

と思っていた部分です。

でも、お客様は「リクシル」と入力していた。

その小さな違いに気付けたことで、サイト内検索だけでなく、Google検索も含めて表記を見直すきっかけになりました。

これからもSearch Meterでは、検索された商品だけを見るのではなく、

お客様がどんな言葉を使っているのか

も意識して見ていこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました