自社ECはアクセスがないと嘆く前に、まず商品ページとブログを増やした

小規模EC運営

自社ECを運営していると、「アクセスが増えない」という悩みは必ず出てきます。

私も何度も経験しました。

特に開店当初は、アクセスが少ない。お問い合わせも来ない。もちろん注文も入らない。という状態がほとんどです。

SNSでどかんとバズって、すごい流入数にならないかな?なんて夢のようなことを妄想したりもしました。(笑)

正直なところ、開業当初は「本当にこのまま続けて意味があるのだろうか」と思ったこともあります。

ただ今振り返ると、アクセスがないことを悩む前にやるべきことがありました。

それは、発信量を増やすことです。

アクセスが少ない頃は原因が分からない

アクセスが少ないと、

SEOが悪いのか、商品ページが悪いのか、価格が悪いのか、広告が悪いのか

何が原因なのか判断できません。

なぜなら、そもそもデータが集まっていないからです。

訪問者が少なければ、良いのか悪いのかも分かりません。

改善しようにも判断材料がありません。

商品ページを増やした

エクストリムは現在、廃盤品も含めると3,900点を超える商品を掲載しています。

実はこの数字は色違いをまとめた数ではなく、1アイテムごとに1商品としてカウントしています。

商品点数の拡充については今でも常に意識しています。

もちろんオープン当初からそうだったわけではありません。

少しずつ商品登録を続け、気が付けば1,000商品を超えていました。

すると、ある頃から自然検索経由のアクセスが増え始めました。

シーズンによって波はあっても、積み重ねがアクセス数を押し上げる結果につながっています。

もちろん、1,000商品登録したから急に売れたという単純な話ではありません。

ただ、お客様が探している商品に出会う機会は確実に増えたと思います。

ネットショップはリアル店舗と違い、商品を棚に並べてもお客様が来るわけではありません。

ただ逆に言えば、商品を掲載していなければ検索にも引っ掛かりません。

まずは商品ページそのものを増やさなければ始まらない。

そんなことを感じながら商品登録を続けていました。

ちなみに、エクストリムでは一部ポストを除いて在庫を持っていません。

注文が入ってからメーカー取り寄せを行う形態です。

そのため、業界によっては在庫ありきの運営もあると思います。

その場合は商品ページの増やし方や考え方も変わってくるでしょう。

あくまでもエクストリムの場合として読んでいただければと思います。

ブログも同じだった

ブログも似ています。

現在のエクストリムでは600記事以上公開しています。

ただ、最初の10記事でアクセスが集まったわけではありません。

最初の頃は、ほとんど読まれない記事もたくさんありました。

恐らく今でも読まれていない記事は多いと思います。

それでも続けていると、少しずつ検索に表示される記事が増え、アクセスが積み上がっていきました。

今アクセスがある記事も、公開直後はほとんど読まれていなかったものが少なくありません。

人気のないページは1日に1回程度、あるいは全く見られない日もあります。

ただ、極端な話ですが、1記事あたり1日1アクセスしかなくても、600記事あれば全体では大きな数字になります。

1記事で60人集める記事を10本作るのは、ニッチな業界ブログではなかなか大変です。

一方で、記事数そのものが増えてくると、1記事ごとのアクセスは少なくても全体としてアクセスを積み上げやすくなります。

量だけでいいわけではない

ここまで読むと、とにかく数を増やせばいいと思われるかもしれません。

ただ、それも少し違います。

例えば、

  • 他サイトのコピー
  • AIが生成しただけの記事
  • 実体験のない記事

こういったものを大量に増やしても意味はありません。

実は私もブログを書き始めた当初は、メーカーのカタログ情報を整理しただけの記事や、検索数ランキングの紹介など、とにかく記事数を増やすことばかり考えていました。

誰の役に立つのかよりも、まず記事数を増やしたい。

そんな時期もありました。

ただ、ブログ運営を続ける中で時代も大きく変わりました。

一番大きいのはAIの登場です。

AIを活用して記事を書く人が一気に増えました。

私自身もAIは使います。

ただ、

実際に運営していて感じたこと、お客様とのやり取り、商品ページ改善の経験、展示会で見た内容…

こういった一次情報は必ず入れるようにしています。

情報自体は似ていても、実際に経験した内容が入るだけで記事の価値は大きく変わると思っています。

また、チャット型AIは質問に対して回答する仕組みです。

そのため、どんな質問をするかによって返ってくる内容も大きく変わります。

AIだけで記事の質が決まるのではなく、使う側の経験や視点も重要だと思っています。

80点で公開する

昔は、

もっと良い記事を書いてから公開しよう
もっと情報を集めてから書こう

と思うことがありました。

ただ、その考え方だと記事は増えません。

今は、自分の中で80点なら公開するという考え方に変わっています。

もちろん誤情報は駄目です。

ただ、完璧を待っていると何も増えません。

公開して、後から修正する。

その方が結果的に前へ進めることも多いように感じています。

アクセスがないのは当然かもしれない

これは自分自身にも言い聞かせていることですが、アクセスがないという結果だけを見るのは危険です。

なぜなら、そもそも発信量が足りていない可能性があるからです。

10記事しかないブログ。50商品しかないネットショップ。

これでアクセスが来ないと悩んでも、まだ判断が早いかもしれません。

私自身も昔は、アクセスが増えないことばかり気にしていました。

ただ今思うと、その前にやるべきことがたくさんあった気がします。

量があるから改善できる

最近感じるのですが、改善は量があって初めてできるものだと思います。

記事が10本しかなければ、どの記事が良いのか分かりません。

商品が50点しかなければ、どの商品が強いのかも分かりません。

でも、記事が100本、商品が1,000点と増えてくると、徐々に傾向が見えてきます。

アクセスの集まる記事。集まらない記事。問い合わせにつながる商品。カゴ落ちの多い商品。

そういった違いが少しずつ見えてくるようになります。

ex-trim labもまだ結果は出ていない

偉そうなことを書いていますが、実はこのex-trim labも公開から3週間ほどです。

記事数は25記事を超えました。

ただ、現時点ではアクセスはまだほとんどありません。(泣)

正直、「本当に伸びるのかな」と思うこともあります。

ただ、エクストリム本体も同じでした。

最初からアクセスがあったわけではありません。

商品ページを増やし、ブログを書き、改善を繰り返した結果として今があります。

だから今は、アクセスが少ないことよりも、記事を増やすこと、情報を発信することを優先しています。

自社ECは積み上げ型

モールの場合は、出店した瞬間からお客様がいます。

一方で自社ECは違います。

最初は本当に誰も来ません。

だからこそ、

商品ページを増やす

記事を書く

改善する

また増やす

という地道な積み上げが必要になります。

派手さはありません。

ただ今振り返ると、エクストリムのアクセスも突然増えたわけではなく、商品ページと記事を積み上げた結果だったのだと思います。

そして今のex-trim labも、たぶん同じです。

現在は25記事を超えましたが、アクセスはまだほとんどありません。

それでも、エクストリムを育ててきた経験からすると、今は結果を見る段階ではなく積み上げる段階なのだと思っています。

数か月後にどうなっているかは分かりません。

ただ少なくとも今は、「アクセスがない」と悩むより、「記事を1本増やす」ことを優先していこうと思っています。

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